佐藤研究室

宇宙機ダイナミクス制御領域 大阪大学大学院工学研究科 機械工学専攻 知能制御学系


成層圏気球の姿勢力学とゴンドラの姿勢制御

成層圏気球は、気圧が地上の1/100~1/1000である高度20~50kmの成層圏へ重量1トン程度のペイロードを運搬でき、宇宙に近い環境で天体観測を行ったり、自由落下による無重力実験などに用いられます。 人工衛星よりも2桁以上安価にペイロードを静穏に運搬でき、運用後は回収できることから、最新テクノロジーの技術実証試験などの用途で利用がこれまで以上に拡大すると見込まれています。
本研究室では、宇宙望遠鏡に匹敵する0.1秒角(1/36000°)精度での天体観測を気球で行うための指向制御法の研究や、気球システムの姿勢ダイナミクスについて理解を深めるための研究を進めています。

気球1

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