力学モデルに基づく宇宙機の軌道・姿勢制御技術 ロケットや人工衛星・惑星探査機など宇宙空間で動作することを想定された機械システムは宇宙機と呼ばれ、その振る舞いは力学モデルに忠実に従います。 本研究室ではこの力学モデルに基づいた、多様化・高度化するミッションをこなす次世代宇宙機のための姿勢制御技術や、軌道設計に関する研究を行っています。 宇宙機の姿勢制御 ・Control Moment Gyro (CMG) ・CMGのリミットサイクル問題 ・CMGの特異点問題について ・超小型衛星における姿勢推定と制御 ・最適姿勢制御 ・空気浮上実験機のパラメータ同定 宇宙機の軌道設計 ・ラグランジュ点周りのハロー軌道 ・電気推進による軌道遷移 ・宇宙機のフォーメーションフライト ・小惑星への着陸制御 ・ランデブ・ドッキングの最適化 ・火星衛星周回軌道間の軌道遷移 確率システム制御の宇宙工学への応用 ・Wiener過程 ・確率有界安定化制御 ・確率最適制御 成層圏気球の姿勢力学とゴンドラの姿勢制御 ・成層圏気球望遠鏡の姿勢制御へのCMGの応用 ・気球系ダイナミクスモデルの検討 ・CMGによる姿勢レートダンピング 剛体の姿勢運動解析・機械システムの制御 ・クアドコプタ群の協調被覆制御 ・オイラーディスクの運動解析 ・ラトルバックの運動解析 ・倒立振子の振り上げ制御